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甲種危険物取扱者の過去問と解説(危険物の性質)

甲種危険物取扱者の過去問と解説(性質)
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甲種危険物取扱者の過去問(危険物の性質)について解説します
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甲種危険物取扱者の過去問と解説(化学・物理) 甲種危険物取扱者の過去問と解説(法令)

【問23】危険物の類と性質

問23

危険物の類ごとの性質について、次のうち正しいものはどれか。

1. 第1類の危険物は、酸化性固体であり、分解して他の可燃物を酸化する。
2. 第3類の危険物は、自己反応性の固体である。
3. 第4類の危険物は、可燃性固体または液体であり、自然発火するものもある。
4. 第5類の危険物は、可燃性固体であり、いずれも着火しやすい。
5. 第6類の危険物は、引火性液体で引火性を有するものがある。

”解答と解説”

【解答1】

1. 第1類の危険物は、酸化性固体であり、分解して他の可燃物を酸化する。

第1類危険物は酸化性固体のため、正しい記述となります。
『酸化性=別の物質を酸化する=自分は還元する』ということです
逆に『還元性=別の物質を還元する=自分は酸化する』という意味です。

2. 第3類の危険物は、自己反応性の固体である。

第3類危険物は自然発火性又は禁水性の固体又は液体であり、誤った記述となります。
固体単独は第1類危険物(酸化性固体)と第2類危険物(可燃性固体)です。

3. 第4類の危険物は、可燃性固体または液体であり、自然発火するものもある。

第4類危険物は引火性液体であり、誤った記述となります。
乙4=ガソリンスタンド → ガソリン=引火性液体 と考えることができます。
液体単独は第4類危険物(引火性液体)と第6類危険物(酸化性液体)です。

4. 第5類の危険物は、可燃性固体であり、いずれも着火しやすい。

第5類危険物は自己反応性物質の固体又は液体であり、誤った記述となります。
可燃性固体は『第2類危険物』のことです。
固体と液体の両方を含むものは第3類危険物と第5類危険物です。

5. 第6類の危険物は、引火性液体で引火性を有するものがある。

第6類危険物は酸化性液体(不燃性)であり、誤った記述です。
引火性液体は『第4類危険物』が該当します。

【問24】危険物の性質

問24

次に掲げる危険物と性質の組合せとして、誤っているものはどれか。

1. 五フッ化臭素・・・水と反応してフッ化水素をつくる。
2. 過塩素酸・・・金属によっては反応して過塩素酸塩をつくる。
3. 過酸化水素・・・還元剤として働くことがある。
4. 三フッ化臭素・・・水と反応して酸素を発生する。
5. 濃硝酸・・・鉄と反応して激しく水素を発生する。

”解答と解説”

【解答5】

1. 五フッ化臭素・・・水と反応してフッ化水素をつくる。

正しい記述です。
水と激しく反応し、フッ化水素を発生させます。
五フッ化臭素は第6類危険物のその他政令で定めるもの、に該当します。

2. 過塩素酸・・・金属によっては反応して過塩素酸塩をつくる。

正しい小記述です。
水素よりもイオン化傾向が大きい金属と反応して過塩素酸塩を生成します。
過塩素酸は第6類危険物に分類されます。
また、過塩素酸塩は第1類危険物に分類されます。

3. 過酸化水素・・・還元剤として働くことがある。

正しい記述です。
過酸化水素は酸化剤としても還元剤としても働く物質です。
過酸化水素は第6類危険物です。

4. 三フッ化臭素・・・水と反応して酸素を発生する。

正しい記述です。
三フッ化臭素は水と激しく反応し、酸素を発生させて、火災を助長します。
三フッ化臭素は第6類危険物のその他政令で定めるものに分類されます

5. 濃硝酸・・・鉄と反応して激しく水素を発生する。

誤った記述です。
希硝酸は鉄と反応し水素を発生しますが、濃硝酸は鉄やニッケル、アルミニウムの表面に不動態を作るため腐食しません。

硝酸は濃硝酸と希硝酸で若干性質が異なるので、注意しましょう。

【問25】黄リンの性質

問25

黄りんの貯蔵、取扱いの方法として、次のうち適切でないものはどれか。

1. 酸化剤、酸素と接触しないように取り扱う。
2. 容器には水を満たして冷暗所に貯蔵する。
3. 容器は、取扱いの後に内容物が残存しないように完全に洗浄する。
4. 熱源、裸火と接触しないように取り扱う。
5. 自然発火を抑制するため、小形状のものは微粉末にして貯蔵する。

”解答と解説”

【解答5】

1. 酸化剤、酸素と接触しないように取り扱う。

正しい記述です。
酸素と接触すると自然発火し有毒なヒューム(リン酸化合物)を発生するため、酸素との接触を避けるように保管する必要があります。

2. 容器には水を満たして冷暗所に貯蔵する

正しい記述です。
酸素との接触を避けるため、水の中で保管する必要があります。

3. 容器は、取扱いの後に内容物が残存しないように完全に洗浄する。

正しい記述です。
黄リンには自然発火する性質があるので、容器に残存しないようにしましょう。

4. 熱源、裸火と接触しないように取り扱う。

ただし記述です。

5. 自然発火を抑制するため、小形状のものは微粉末にして貯蔵する。

誤った記述です。
酸素に触れると自然発火しますが、微粉末にしてしまうと空気との接触面積が大きくなり、発火のリスクが高まってしまいます。

【問26】第3類危険物の保管方法

問26

第3類の危険物のなかには、保護液中に貯蔵するものがあるが、その主な理由として、次のうち正しいものはどれ。

1. 昇華を防ぐため
2. 空気との接触を避けるため
3. 火気を避けるため
4. 酸素の発生を防ぐため
5. 引火点以下に保つため

”解答と解説”

【解答2】

1. 昇華を防ぐため
2. 空気との接触を避けるため
3. 火気を避けるため
4. 酸素の発生を防ぐため
5. 引火点以下に保つため

第3類危険物は自然発火性物質又は禁水性の物質です。
酸素に触れると自然発火する性質がありますので、酸素との接触を避ける必要があります。
第3類危険物のうち、カリウムやナトリウムは灯油中、黄リンは水中に保管する必要があります。

【問27】第3類危険物の消火方法

問27

すべての第3類の危険物の消火方法として、次のうち有効なものはどれか。

1. 噴霧注水する。
2. 二酸化炭素消火剤を放射する。
3. 泡消火剤を放射する。
4. 乾燥砂で覆う。
5. ハロゲン化物消火剤を噴霧する。

”解答と解説”

【解答3】

1. 噴霧注水する。

誤った記述です。
第3類危険物は自然発火性又は禁水性の固体又は液体です。
禁水性の物質としてカリウムやナトリウムが含まれますので、注水消火ができない場合があります。

2. 二酸化炭素消火剤を放射する。

誤った記述です。

3. 泡消火剤を放射する。

泡消火剤は水系の消火剤のため、1番同様に誤りです。

4. 乾燥砂で覆う。

第3類危険物はすべて乾燥砂や膨張ひる石、膨張真珠岩が使用可能です。

5. ハロゲン化物消火剤を噴霧する。

誤った記述です。ハロゲン系と反応する危険物が含まれています。

【問28】鉄粉の消火

問28

鉄粉の火災の消火方法について、次のうち適切なものはどれか。

1. 泡消火剤を放射する。
2. 二酸化炭素消火剤を放射する。
3. 注水する。
4. 乾燥砂で覆う。
5. 強化液消火剤を放射する。

”解答と解説”

【解答4】

1. 泡消火剤を放射する。

誤った記述です。
水と接触して発熱するので、消火に使用できません。

2. 二酸化炭素消火剤を放射する。
3. 注水する。

誤った記述です。
水と接触して発熱するので、消火に使用できません。

4. 乾燥砂で覆う。

正しい記述です。
鉄粉の火災には乾燥砂を用います。

5. 強化液消火剤を放射する。

誤った記述です。
水と接触して発熱するので、消火に使用できません。

【問29】第1類危険物の性質

問29

第1類の危険物に共通する性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 可燃性である。
2. 常温(20℃)では固体である。
3. 分子内に酸素を含有する。
4. 加熱、衝撃または摩擦により酸素を放出することがある。
5. 有機物と混合すると、爆発することがある。

”解答と解説”

【解答1】

1. 可燃性である。

誤った記述です。
第1類危険物は酸化性の固体です。

2. 常温(20℃)では固体である。

正しい記述です。
第1類危険物は常温で固体です。

3. 分子内に酸素を含有する。

正しい記述です。
第1類危険物は酸化性の固体であり、対象を酸化させる(酸素を与える)性質を持っています。

4. 加熱、衝撃または摩擦により酸素を放出することがある。

正しい記述です。
3番の記載の通り、分子内に酸素を含みます。
その酸素が加熱等により放出されます。

5. 有機物と混合すると、爆発することがある。

酸化性物質を有機物と接触させると、有機物を酸化して爆発させることがあります。

【問30】硝酸アンモニウムの性質

問30

硝酸アンモニウムの性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 無色または白色の結晶である。
2. 刺激臭を有している。
3. 水によく溶ける。
4. 加熱により分解し有毒なガスを発生する。
5. 潮解性がある。

”解答と解説”

【解答2】

1. 無色または白色の結晶である。

正しい記述です。

2. 刺激臭を有している。

誤った記述です。
硝酸アンモニウムは無臭の物質です。
アンモニア=刺激臭、と即答しないように注意が必要です。

3. 水によく溶ける。

正しい記述です。

4. 加熱により分解し有毒なガスを発生する。

正しい記述です。
分子内に窒素原子を有するため、加熱により有毒な亜酸化窒素(N2O)が発生します。

5. 潮解性がある。

正しい記述です。

【問31】リン化カルシウムの性質

問31

リン化カルシウムの性状について、次のA~Eのうち、正しいものの組合せはどれか。

A. 白色の結晶である。
B. 乾いた空気中では、安定である。
C. 非常に強く加熱すると、分解してリン化水素が生成する。
D. 酸素や硫黄と高温(300℃以上)で反応する。
E. 空気中の水分と接触すると、カルシウムが生成する。

1. AとC
2. AとD
3. BとD
4. BとE
5. CとE

”解答と解説”

【解答3】

A. 白色の結晶である。

誤った記述です。
リン化カルシウムは赤~茶色(暗赤色)の結晶性粉末です。

B. 乾いた空気中では、安定である。

正しい記述です。
リン化カルシウムは第3類危険物(自然発火性又は禁水性の固体又は液体)であり、水に接触することで自然発火する可能性があります。
逆に言えば、乾燥状態では安定な物質です。

C. 非常に強く加熱すると、分解してリン化水素が生成する。

誤った記述です。
リン化カルシウムは水(や湿った空気)、弱酸と反応してリン化水素を発生します。
Ca3P2+6H2O→3Ca(OH)2+2PH3
燃焼した場合、五酸化二リン(十酸化四リン)という腐食性の物質が発生します。

D. 酸素や硫黄と高温(300℃以上)で反応する。

正しい記述です。

E. 空気中の水分と接触すると、カルシウムが生成する。

誤った記述です。
水と反応した場合の化学反応式は以下の通りで、水酸化カルシウムとリン化水素が生成します。
Ca3P2+6H2O→3Ca(OH)2+2PH3

【問32】黄リンの性質

問32

黄りんの性状等について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 淡黄色の固体で、比重は1より大きい。
2. 保護液に使用する水のpHは11程度がよい。
3. 空気中に放置すると徐々に発熱し、発火に至る。
4. 毒性が極めて強い。
5. 二硫化炭素に溶ける。

”解答と解説”

【解答2】

1. 淡黄色の固体で、比重は1より大きい。

正しい記述です。
黄リンは白~黄色(→淡黄色)の固体です。
また、比重は1.83です。
比重が1より大きいため、水中保管が可能になります。

2. 保護液に使用する水のpHは11程度がよい。

誤った記述です。
黄リンは強アルカリと反応してしまうため、アルカリ性側の保護液には保管できません。

3. 空気中に放置すると徐々に発熱し、発火に至る

正しい記述です。
第3類危険物(自然発火性又は禁水性)に分類される黄リンは空気との接触で自然発火する性質を持ちます。

4. 毒性が極めて強い。

正しい記述です。
黄リンは毒性が強く、皮膚に付着すると熱傷になるなど、生命に危険を及ぼす可能性があります。

5. 二硫化炭素に溶ける。

正しい記述です。
黄リンは二硫化炭素やベンゼンに溶けますが、水に溶けません。

【問33】第5類危険物の性質

問33

第5類の危険物の性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 酸素を含み自己燃焼性を有するものが多い。
2. 加熱、衝撃、摩擦などにより発火するおそれはない。
3. 空気中に長時間放置すると分解が進み、自然発火するものがある。
4. 燃焼速度が大きい。
5. 重金属と作用して爆発性の金属塩を形成するものがある。

”解答と解説”

【解答2】

1. 酸素を含み自己燃焼性を有するものが多い。

正しい記述です。
第5類危険物は自己反応性の固体又は液体で、構造中に酸素を含むものが多い類です。

2. 加熱、衝撃、摩擦などにより発火するおそれはない。

誤った記述です。
自己反応性のある危険物類のため、加熱や摩擦などで発火する危険性があります。

3. 空気中に長時間放置すると分解が進み、自然発火するものがある。

正しい記述です。
ニトロセルロースは空気中で乾燥すると自然発火する性質があります。

4. 燃焼速度が大きい。

正しい記述です。
第5類危険物は構造中に酸素を含むものが多いため燃焼が急激に進みます。
第5類危険物にはピクリン酸やトリニトロトルエン(TNT)などが含まれるため、イメージしやすいのではないでしょうか。

5. 重金属と作用して爆発性の金属塩を形成するものがある。

正しい記述です。
第5類危険物のアジ化ナトリウムは銅や鉛、水銀と反応し、有毒で爆発性のあるアジ化水素を生じる。

【問34】ジアゾニトロフェノールの性質

問34

ジアゾジニトロフェノールの性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 黄色の粉末である。
2. 光によって変色する。
3. 水よりも重い。
4. 加熱により融解して安定化する。
5. 摩擦や衝撃により爆発するおそれがある。
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”解答と解説”

【解答4】

1. 黄色の粉末である。

正しい記述です。
ジアゾジニトロフェノール(DDNP)は黄色~赤黄色の粉末です。

2. 光によって変色する。

正しい記述です。
DDNPは光により黄褐色~褐色に変色します。

3. 水よりも重い。

正しい記述です。
DDNPの比重は1.63です。

4. 加熱により融解して安定化する。

誤った記述です。
加熱により爆発の危険性があります。
加熱により安定化する危険物は基本的にありません。

5. 摩擦や衝撃により爆発するおそれがある。

正しい記述です。
摩擦や衝撃により爆発的に分解します。

【問35】硫黄の性質

問35

硫黄の性状について、次のうち誤っているのはどれか。

1. 黄色の個体又は粉末である。
2. 腐卵臭を有している。
3. 高温で多くの金属と反応して硫化物をつくる。
4. 電気の不良導体である。
5. 燃焼すると二酸化硫黄を発生する。

”解答と解説”

【解答2】

1. 黄色の個体又は粉末である。

正しい記述です。
第2類危険物に分類される硫黄は、黄色の固体です。

2. 腐卵臭を有している。

誤った記述です。
腐卵臭は硫化水素の匂いです。温泉地等でイオウの匂いと表現されるので混同しがちかもしれませんね。

3. 高温で多くの金属と反応して硫化物をつくる。

正しい記述です。
硫黄は多くの金属(金や白金以外)とハンノして硫化物を生成します。

4. 電気の不良導体である。

正しい記述です。
硫黄は電気の不良導体です。
不良導体のため、摩擦等により静電気を溜め込みやすい(帯電しやすい)性質があります。

5. 燃焼すると二酸化硫黄を発生する。

正しい記述です。

【問36】危険物の有害性

問36

次に掲げる危険物のうち、燃焼の際に人体に有害な気体を発生するものはどれか。

1. 鉄粉
2. 硫黄
3. アルミニウム粉
4. 亜鉛粉
5. マグネシウム

”解答と解説”

【解答2】

2. 硫黄

選択肢はすべて第2類に分類される危険物です。
硫黄は燃焼により硫黄酸化物(二酸化硫黄などSOx)を発生します。
SOxは有害な気体です。

【問37】アセトアルデヒドの性質

問37

アセトアルデヒドの性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 酸化されると、酢酸になる。
2. 水やエタノールに任意の割合で溶解する。
3. 強い還元性物質である。
4. 熱又は光により分解して、メタンと二酸化炭素を発生する。
5. 常温(20℃)で引火の危険がある。

”解答と解説”

【解答4】

1. 酸化されると、酢酸になる。

正しい記述です。
アセトアルデヒドが酸化されると酢酸になります。
お酒の主成分であるエタノールが体内で酸化されるとアセトアルデヒドになります。
このアセトアルデヒドが悪酔いの原因で、体内で更に酢酸に酸化されることで酔いが冷めていきます。

2. 水やエタノールに任意の割合で溶解する。

正しい記述です。
アセトアルデヒドは水やエタノールに任意の割合で溶解します。

3. 強い還元性物質である。

アルデヒドの構造を定義するアルデヒド基は還元性が強い性質(自身は酸化されやすい性質)を持ちます。
選択肢1でも記載したとおり、アセトアルデヒドは酢酸に酸化されるため、還元性を持ちます。

4. 熱又は光により分解して、メタンと二酸化炭素を発生する。

誤った記述です。
アセトアルデヒドは第4類危険物の特殊引火物に分類されます。
沸点は20.1℃と第4類危険物で最も低く、引火点は-38℃となっています。
熱を加えた場合は、分解ではなく引火して二酸化炭素を発生させると考えられます。

5. 常温(20℃)で引火の危険がある。

正しい記述です。
アセトアルデヒドの引火点は-38℃であり常温で引火する可能性があります。

【問38】アニリンの性質

問38

アニリンの性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 無色の液体である。
2. 特有の臭気がある。
3. 水によく溶ける。
4. 光や空気により変色する。
5. さらし粉水溶液により変色し、赤紫色になる。

”解答と解説”

【解答3】

1. 無色の液体である。

正しい記述です。
アニリンは無色~淡黄色の液体です。

2. 特有の臭気がある。

正しい記述です。
アニリンは芳香族アミン臭があります。

3. 水によく溶ける。

誤った記述です。
アニリンは第4類危険物のうち、第3石油類の非水溶性に分類されます。

4. 光や空気により変色する

正しい記述です。
アニリンは空気中で赤褐色に変色します。

5. さらし粉水溶液により変色し、赤紫色になる。

正しい記述です。
高校化学で出てくるアニリンの呈色反応です。

【問39】硝酸の性質

問39

分子式がHNO3で示される危険物の性状等について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 酸化力は、極めて強い。
2. 有機物に接触すると、有機物を発火させるおそれがある。
3. 湿気を含む空気中で発煙する。
4. 皮膚に触れた場合、薬傷を起こす。
5. 光や熱では分解されないので、透明のびんで保存する。

”解答と解説”

【解答5】
まずもって、HNO3は硝酸のことです。

1. 酸化力は、極めて強い。

正しい記述です。
硝酸は第6類危険物「酸化性液体」に分類されます。

2. 有機物に接触すると、有機物を発火させるおそれがある。

正しい記述です。
酸化性を有する物質を有機物に接触させると、発火の原因になります。

3. 湿気を含む空気中で発煙する。

硝酸は空気中の湿気と反応して発煙します。

4. 皮膚に触れた場合、薬傷を起こす。

正しい記述です。
硝酸は言わずとしれた強酸です。
強酸が皮膚に付着すれば約勝することはイメージしやすいかと思います。

5. 光や熱では分解されないので、透明のびんで保存する。

誤った記述です。
硝酸は光や加熱により分解し、窒素酸化物や酸素を発生します。

【問40】三フッ化臭素の性質

問40

三フッ化臭素の性状について、次のうち誤っているものはどれか。

1. 空気中で木材、紙などと接触すると発熱反応をおこす。
2. 水と激しく反応する。
3. 多くの金属と激しく反応する。
4. 常温(20℃)では液体である。
5. それ自体は爆発性の物質である。

”解答と解説”

【解答5】

1. 空気中で木材、紙などと接触すると発熱反応をおこす。

正しい記述です。
三フッ化臭素は、第6類危険物のその他政令で定めるものに分類され、反応性が高い物質です。
可燃性物質と接触すると発熱する可能性があるため、離して保管する必要があります。

2. 水と激しく反応する。す

正しい記述です。

3. 多くの金属と激しく反応する。

正しい記述です。

4. 常温(20℃)では液体である。

正しい記述です。
第6類危険物は酸化性液体であり、常温では液体です。

5. それ自体は爆発性の物質である。

誤った記述です。
三フッ化臭素自体には爆発性はありません。

【問41】過酸化ナトリウムの性質

問41

次の文の【 】内のA~Dに当てはまるものの組合せとして、正しいものはどれか。
「過酸化ナトリウムは、【A】と激しく発熱反応し、多量の【B】を発生する。また、【C】との混合物は、発火・爆発するおそれがある。従って、消火作業には【D】などを使用する。」

A B C D
1 水 水素 二酸化炭素 窒素
2 可燃物 可燃性ガス 水 二酸化炭素
3 水 酸素 可燃物 乾燥砂
4 二酸化炭素 酸素 可燃物 水
5 可燃物 水素 水 二酸化炭素

”解答と解説”

【解答3】

A:水、B:酸素、C:可燃物、D:乾燥砂

過酸化ナトリウムは第1類危険物(酸化性固体)に分類されます。
<A, Bについて>
過酸化ナトリウムは、水と反応して水酸化カリウムと酸素を発生します。
Na2O2+H2O→2NaOH+1/2O2
<C, Dについて>
アルカリ金属の過酸化物による火災では水を消火に使用することができません。
基本的には炭酸水素塩か乾燥砂で消化することになります。
また、発火する可能性のある混合物ですが、可燃物があれば発火のリスクがあります。

 

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