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第4類危険物の特徴
第4類危険物の性質
→引火点の違いにより7種類に分けられる
発生する蒸気が空気と混合すると、火気による引火・爆発の危険性がある
→可燃性蒸気が低所に滞留しやすい
→水に溶けないものが多い
→水溶性液体は非水溶性液体の2倍
→静電気が蓄積しやすく、引火する場合がある
第4類危険物の火災予防
火気(炎や火花)、高温体などとの接近を避ける
発生した蒸気が空気と混合して引火性を持つため、みだりに蒸気を発生させない
蒸気比重が1より大きいため、蒸気を屋外高所へ排出する設備を設置する、通気・換気を良くする
静電気を逃しやすい機器・ホースなどを使用する
容器は密封して、冷暗所に貯蔵する
第4類危険物の消火方法
→窒息消火が用いられる
→水をかけると、水に浮いて火災が拡大する恐れがある
→強化液、泡、ハロゲン系、二酸化炭素、粉末消火剤を使用することがある
水溶性液体(アルコールやアセトンなど)の消火には、水溶性液体用泡消火剤(耐アルコール泡)を使用する
第4類危険物の分類
種別 | 指定数量 | 品名 |
特殊引火物 | 50 L | ジエチルエーテル 二硫化炭素 アセトアルデヒド 酸化プロピレン |
第1石油類(非水溶性) | 200 L | ガソリン ベンゼン トルエン メチルエチルケトン 酢酸エチル |
第1石油類(水溶性) | 400 L | アセトン ビリジン |
アルコール類 | 400 L | メチルアルコール(メタノール) エチルアルコール(エタノール) n-プロピルアルコール イソプロピルアルコール |
第2石油類(非水溶性) | 1000 L | 灯油 軽油 キシレン クロロベンゼン n-ブチルアルコール |
第2石油類(水溶性) | 2000 L | 酢酸 プロピオン酸 アクリル酸 |
第3石油類(非水溶性) | 2000 L | 重油 クレオソート油 アニリン ニトロベンゼン |
第3石油類(水溶性) | 4000 L | エチレングリコール グリセリン |
第4石油類 | 6000 L | ギヤー油 シリンダー油 タービン油 可塑剤(かそざい) |
動植物油類 | 10000 L | ヤシ油 パーム油 オリーブ油 ヒマシ油 落花生油 ナタネ油 米ぬか油 ゴマ油 綿実油 トウモロコシ油 ニシン油 大豆油 ヒマワリ油 キシ油 イワシ油 アマニ油 エノ油 |
ふかふか
ガソリンスタンドで必要になる分野だね
Mt.フジ
乙4の免状はガソリンスタンドで優遇されたりします
Mt.フジ
本日はこのへんで、ごきげんよう!!
勉強に疲れたら
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