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第4類危険物 各論|特殊引火物

第4類危険物(特殊引火物)

特殊引火物の特徴

特殊引火物の定義

1気圧環境下で、下のいずれかの特徴を有するものを言います

発火点が100℃以下

引火点が-20℃以下かつ沸点が40℃以下

特殊引火物の定義

 

指定数量:50 L

第4類危険物の中でも発火点や引火点が低い

燃焼範囲が広い

蒸気は有毒で麻酔性を有する

ジエチルエーテル(C2H5-O-C2H5)

エチルエーテルの性質

無色の液体(刺激臭)

比重:0.713

引火点:-45℃(第4類危険物の中で最も低い)

沸点:35℃

発火点:160℃

融点:-116.3℃

毒劇物:―

ジエチルエーテルの危険性

麻酔性がある

加熱や衝撃により爆発する可能性がある

ジエチルエーテルの消火予防

容器は密閉する

火気を避ける

直射日光を避け、冷蔵所に貯蔵する

ジエチル亜鉛の消火方法

窒息消火(水溶性液体用泡消火剤、粉末消火剤、二酸化炭素)

二硫化炭素(CS2)

二硫化炭素の性質

無色の液体(不快臭)

比重:1.263

引火点:-30℃

沸点:46℃

発火点:90℃

融点:-111℃

毒劇物:劇物

二硫化炭素の特徴

水に溶けない

アルコールやジエチルエーテルに溶ける

二硫化炭素の危険性

加熱や衝撃により爆発する可能性がある

二硫化炭素の消火予防

容器は密閉する

火気を避ける

直射日光を避け、冷蔵所に貯蔵する

水に不溶→容器に収納位した後に水を張って保存

二硫化炭素の消火方法

窒息消火(水溶性液体用泡消火剤、粉末消火剤、二酸化炭素)

アセトアルデヒド(CH3-CHO)

アセトアルデヒドの性質

無色の液体(果実臭、高濃度で腐敗臭)

比重:0.783

引火点:-38℃

沸点:20.1℃(第4類危険物の中で最も低い)

発火点:175℃

融点:-123℃

燃焼範囲:4~60v/v%(容量%)

毒劇物:―

アセトアルデヒドの特徴

水、アルコールやジエチルエーテルに溶ける

アセトアルデヒドの危険性

加熱や衝撃により爆発する可能性がある

蒸気は粘膜刺激性がある

アセトアルデヒドの消火予防

容器は密閉する

火気を避ける

直射日光を避け、冷蔵所に貯蔵する

容器は鋼性を使用する(ゴムを侵食する)

アセトアルデヒドの消火方法

窒息消火(水溶性液体用泡消火剤、粉末消火剤、二酸化炭素)

酸化プロピレン(C3H6O:CH2-(O)-CHCH3)

酸化プロピレンの性質

無色の液体(エーテル臭)

比重:0.830

引火点:-37℃

沸点:34.23℃

発火点:465℃

融点:-112.13℃

毒劇物:―

酸化プロピレンの特徴

水、アルコール、ジエチルエーテル、アセトン、ベンゼンに溶ける

酸化プロピレンの危険性

加熱や衝撃により爆発する可能性がある

蒸気は粘膜刺激性がある

酸化プロピレンの消火予防

容器は密閉する

火気を避ける

直射日光を避け、冷蔵所に貯蔵する

不活化ガスを封入する

銀や銅と触れると重合が促進される

ジエチル亜鉛の消火方法

窒息消火(水溶性液体用泡消火剤、粉末消火剤、二酸化炭素)

 

Mt.フジ
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本日はこのへんで、ごきげんよう!!

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