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硝酸(HNO3)の特徴
指定数量:300 kg
90%以上のものを発煙硝酸と呼ぶ
硝酸(市販品)
硝酸(市販品)の性質
無色~黄色の液体
比重:1.4
融点:-41.5℃
沸点:121℃
毒劇物:劇物
硝酸(市販品)の危険性
湿気を含む空気中では褐色の発煙
発煙硝酸
発煙硝酸の性質
淡赤褐色~赤褐色の液体(刺激臭)
比重:90%で1.50、97%で1.52
融点:-42℃(97%)
沸点:98.8℃(97%)
毒劇物:劇物
発煙硝酸の危険性
黄褐色~茶褐色のガスを出す(発煙)
66%以上のものは爆発性がある
硝酸(市販品)以上に酸化力が強い
硝酸(共通)
硝酸の危険性
水と容易に混和し、強酸性(一価)を示す
光や加熱により黄褐色となる→分解して窒素酸化物(NOx)や酸素を生じる
→酸素が火災の危険性を増大させる
二硫化炭素、アンモニア、アミン類、ヒドラジン類などと混合すると爆発する危険性がある
有機物(木くずや木片など)と接触すると発火する危険がある
多くの金属を腐敗し、酸素を発生する
→鉄、ニッケル、アルミニウムなどは希硝酸によって腐食するが、濃硝酸では表面に不動態を作るため腐食しない
人体に対しても腐食性が高い
硝酸の消火予防
可燃物と離して保管する
直射日光や熱から離して保管する
容器を密閉して換気の良いところに保管する
金属粉との接触を避ける
硝酸の消火方法
硝酸自体は不燃性
→燃焼物に適した消火方法を選択する
火災時に発生する期待は有毒なため防毒マスクを着用する
Mt.フジ
本日はこのへんで、ごきげんよう!!
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