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ニトロ化合物の特徴
第1種自己反応性物質
指定数量:10 kg
ピクリン酸(C6H2(NO2)3OH)
ピクリン酸の性質
無色~黄色の固体(結晶)
比重:1.763
融点:122℃
沸点:300℃(爆発)
引火点:150℃
発火点:300℃
毒劇物:劇物
ピクリン酸の危険性
熱水や有機溶剤(エタノール、ジエチルエーテル、ベンゼンなど)に溶ける
加熱すると爆発することがある
衝撃、摩擦、振動を加えると爆発的に分解する
金属(銅、鉛、水銀、亜鉛)と反応し、衝撃に敏感な化合物(爆発性の金属塩)を生成する
乾燥した状態では危険性が高くなる
ピクリン酸の消火予防
火気を避ける
衝撃や摩擦を避ける
酸化性物質(硫黄、ヨウ素など)との接触を避ける
湿らせて保管する
容器を密閉して換気の良いところに保管する
ピクリン酸の消火方法
大量の水で消火する
窒息消火は効果がない
爆発の危険性があるため、容器が炎に包まれた場合は近寄らない
トリニトロトルエン(C6H2(NO2)3CH3)
トリニトロトルエンの性質
無色~黄色の結晶(日光により茶褐色に変化)
比重:1.654
蒸気比重:7.85
融点:80.1℃
沸点:240℃
発火点:230℃
毒劇物:―
トリニトロトルエンの危険性
水に溶けない
ベンゼンによく溶ける
エタノール、エーテルに溶ける
急激な加熱や強い衝撃により爆発することがある
衝撃、摩擦、振動を加えると爆発的に分解する
ピクリン酸と違い、金属とは反応しない
多くの化学物質と反応し、火災や爆発の危険性がある
トリニトロトルエンの消火予防
火気を避ける
衝撃や摩擦を避ける
湿らせて保管する
トリニトロトルエンの消火方法
大量の水で消火する
窒息消火は効果がない
爆発の危険性があるため、容器が炎に包まれた場合は近寄らない
Mt.フジ
本日はこのへんで、ごきげんよう!!
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