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製造所の設置基準は様々な制限がある
製造所には保安距離と保有空地の両方が設定されている
保有空地の基準は指定数量に依る:境界は指定数量の倍数10
製造所
Mt.フジ
製造所は危険物を製造(作り出す)施設です。
ふかふか
危険物を作るの怖そうだね・・・
Mt.フジ
安全に危険物を作るために、必要な構造を勉強しましょう!
保安距離と保有空地
保安距離は、製造所等の種類によらず決められているものです。
製造所は保安距離を設けなければいけない、という点を押さえておきましょう。
製造所については倍数10が境界線です。
指定数量の倍数 | 保有空地の広さ(距離) |
10以下 | 3 m以上 |
10を超える | 5 m以上 |
製造所の構造基準
製造所に必要な構造・設備
・見やすい箇所に「危険物製造所」と「火気厳禁」を掲示する
・地下室を設けてはいけない
・壁、柱、床、梁及び階段を不燃材料で作る
※延焼の恐れがある外壁には出入口以外の開口部を設けず、耐火構造の壁とする
・屋根を不燃材料で作るとともに、軽量な不燃材料でふく(覆う)
・窓、出入口に防火戸を設ける
※延焼の恐れがある外壁に設ける出入口には自動閉鎖の特定防火設備を設ける
・窓や出入口にガラスを用いる場合は網入りガラスとする
・液状の危険物を取り扱う場合、床を危険物が浸透しない構造とするとともに、適当な傾斜及び貯留設備を設ける
・採光、照明、換気の設備を設ける
・可燃性の蒸気、微粉を屋外の高所に排気する設備を設ける
・静電気を発生させる可能性がある場合は除電装置(アース:接地導線)を設ける
・指定数量の倍数が10以上の場合、避雷設備を設ける
京都市消防局ウェブページよりhttps://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000207754.html
Mt.フジ
本日はこのへんで、ごきげんよう!