株式とは
株式会社が事業を行うために、資金調達することを目的に発行する証券のことです
証券(株式)を投資家に買ってもらい、その購入金を資本として会社を運営します
単元とは
株式を取引するための基本単位です
株式の売買は単元毎で行われます
よくある単元としては 100株=1単元 です
この場合、株式の取引は100株単位で行われるため、1株だけの購入はできません
株式ミニ投資という方法であれば、単元の1/10単位で購入することが可能です
株主とは
株式を購入した人(保有している人)のことです
株主には3つの権利が発生します
議決権
会社の運営資金を提供しているので、会社の経営に参加することができます
会社員になるわけではなく、株主総会の決議で投票権が得られます
株主になると株主総会の案内が送られてくるので、株主総会に参加したり、オンラインや郵送で決議に投票し、会社の経営に参加することができます
剰余金分配請求権
株式会社が事業で得た利益から、剰余金を受け取る権利です
剰余金は配当金とも呼ばれています
剰余金は『1株あたり〇〇円』となるため、所有する株式数が多いほど配当金も増えます
無配当企業という株式会社もあります
無配当企業の株主になっても配当金を受け取ることはできません
しかし、企業は配当に使用する資金を事業拡大に使用することができるため、今後の株価上昇の可能性が高くなる、かもしれないという側面があります
残余財産分配請求権
株式会社が解散する場合に、会社の所有する財産の分配を受ける権利です
解散する際に財産が残っていれば、という条件付きですが、所有している株式数に応じて財産が分配されます
株式はどこで取引されるのか
株式は証券取引所で取引されます
日本で最も有名な証券取引所は東京証券取引所(東証)です
それ以外にも、名古屋証券取引所(名証)、福岡証券取引所(福証)、札幌証券取引所(札証)がありますが、ほとんどの株式は東証で扱われています
日本の市場
日本には4つの市場(東証第一部、東証第二部、マザーズ、ジャスダック)があります
ニュースなどでよく聞く名前ですよね
ザックリ言うと・・・
市場 | 取り扱う株式 |
東証第一部 | 主に大企業 |
東証第二部 | 中堅企業 |
マザーズ | 新興企業やベンチャー |
ジャスダック | 新興企業やベンチャー |
一部上場企業と呼ばれるのは、東証第一部に株式が上場している企業のことなんですね
じゃあ一部上場の株式を見ておけばいいかと言うとそういう訳でもなく、日本でも新たなサービス(企業)は日々生まれていますし、ジャスダックには日本マクドナルドなども含まれています
アメリカの市場
アメリカの市場としてはニューヨーク証券取引所(NYSE)とナスダック(NASDAQ)があります
ザックリ言うと・・・
市場 | 取り扱う株式 |
NY証券取引所 | 超大手企業 |
ナスダック | 新興企業やベンチャー |
NY証券会社にはマクドナルドやコカ・コーラなど、誰もが知る超有名企業が含まれています
日本の企業でもトヨタなどが含まれています
また、ナスダックにもマイクロソフトやAmazon、アップルなどが含まれています
株式を購入するために
証券会社で証券口座を開設する必要があります
証券会社にはSBI証券や楽天証券、松井証券など様々な証券会社があります。
それぞれの会社がサービスを競い合っているので、それぞれの特徴を捉えて自分に合った会社を選びましょう!