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第1類危険物の各論(その他政令で定めるもの)
第3種酸化性固体(危険等級III、指定数量1000 kg)
過ヨウ素酸ナトリウム(NaIO4)
性状 | 白色の結晶または粉末 |
比重 | 3.86 |
融点 | 300℃ |
沸点 | 300℃で分解して酸素を放出 |
水との反応 | 水に溶ける 多くの有機溶媒に不溶 |
用途 | 有機合成の酸化剤 |
毒劇物 | ― |
メタ過ヨウ素酸(HIO4・2H2O)
性状 | 白色の結晶または粉末 |
昇華点 | 110℃ 138℃で酸素を放出して五酸化二ヨウ素になる |
沸点 | 300℃で分解して酸素を放出 |
水との反応 | 水によく溶け、潮解性がある |
その他 | 水溶液を加熱するとオゾンが発生する |
亜硝酸ナトリウム(NaNO2)
性状 | 白色~淡黄色の下流、棒状、または粉末 |
比重 | 2.17 |
融点 | 271℃ |
沸点 | 320℃で分解して酸素を放出 |
水との反応 | 水に溶ける、吸湿性(潮解性)がある →水溶液は塩基性(アルカリ性) |
その他 | 酸によって分解され三酸化窒素を発生 |
用途 | ソーセージやハムの発色剤 消毒剤(中水準) |
毒劇物 | 劇物 |
三酸化クロム(CrO3)
性状 | 暗赤色の針状結晶 |
比重 | 2.70 |
融点 | 197℃ |
沸点 | 250℃で分解して酸素を放出 |
水との反応 | 水に溶ける、吸湿性(潮解性)が強い →水を加えるとクロム酸(腐食性)になる |
その他 | 酸によって分解され三酸化窒素を発生 |
用途 | 電気メッキ |
毒劇物 | ― |
次亜塩素酸カルシウム三水塩(Ca(ClO)2・3H2O)
性状 | 白色の粉末 |
融点 | 150℃以上で分解し酸素を発生 |
水との反応 | 水に溶ける、吸湿性がある →水に溶けて酸素を発生 |
その他 | 酸により分解する →塩素を放出 |
その他 | 強烈な塩素臭 |
用途 | 漂白作用と殺菌作用がある →プールの消毒に使用 |
毒劇物 | ― |
二酸化鉛 (PbO2)
性状 | 黒色~褐色の斜方晶系 |
比重 | 9.38 |
融点 | 290℃で分解 →酸素を放出 |
その他 | 電気の良導体 |
その他 | 酸、塩基両方に溶ける 塩酸と加熱すると塩素を放出 |
その他 | 日光により分解して酸素を放出 |
用途 | 鉛蓄電池(バッテリー)の電極 |
毒劇物 | 劇物 |
三塩化イソシアヌル酸(C3N3O3Cl3)
性状 | 白色の固体 |
比重 | 2.07 |
融点 | 248℃ |
水との反応 | 水に溶ける →加水分解して次亜塩素酸が発生 |
その他 | 塩素臭がある |
用途 | プールの殺菌剤 脱臭剤 |
毒劇物 | ― |
ペルオキソ二硫酸カリウム(K2S2O8)
性状 | 白色の固体 |
比重 | 2.50 |
融点 | 195℃ 100℃で分解し、酸素を放出 |
水との反応 | 水にわずかに溶ける 熱水によく溶ける |
その他 | 加熱分解すると有毒ガス(硫黄酸化物)を放出 |
用途 | 重合の促進剤 |
毒劇物 | ― |
ペルオキソほう酸ナトリウム(NH4BO3)
性状 | 白色の粒状又は結晶性粉末 |
比重 | 2.50 |
融点 | 融点以下40~60℃で分解 →アンモニアを放出 →→さらに過熱すると酸素を放出 |
水との反応 | 水にほとんど溶けない |
その他 | 酸によって分解され三酸化窒素を発生 |
用途 | 漂白剤 消毒剤 |
毒劇物 | ― |
Mt.フジ
本日はこのへんで、ごきげんよう!!