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有機過酸化物の特徴
第1種自己反応性物質
指定数量:10 kg
過酸化ベンゾイル((C6H5CO)O2)
過酸化ベンゾイルの性質
白色の粒状、結晶又は粉末
比重:1.33
引火点:125℃
沸点:>105℃
発火点:69℃
融点:103~106℃
毒劇物:―
過酸化ベンゾイルの危険性
水に溶けない
有機溶剤(ベンゼン、クロロホルム、エーテル)と混和する
加熱すると分解し、有毒な黒煙(ジフェニル)を発生する
100℃以上で加熱すると爆発することがある
有機物や金属と接触すると爆発することがある
多くの有機及び無機酸、アルコール、アミンと激しく反応し、火災や爆発の危険性をもたらす
還元剤、塩基、可燃性物質と反応する
過酸化ベンゾイルの消火予防
加熱、衝撃、摩擦又は振動を避ける
混触危険物をとの接触を避ける
換気の良い、冷所で保管する
容器を密閉して保管する
過酸化ベンゾイルの消火方法
散水、水噴射を行う
窒息消火は効果がない
メチルエチルケトンパーオキサイド(メチルエチルケトンペルオキシド)
正式な命名法はエチルメチルケトンパーオキサイドだと思うけど・・・
(参考書などはこのように記載されているので)
過:per-(パー、ペル)、酸化:-oxide(オキサイド、オキシド)
→ 人によって読み方が変わる
メチルエチルケトンパーオキサイドの性質
無色の液体(芳香臭)
比重:1.12
引火点:75℃
沸点:>80℃
発火点:197℃
融点:-20℃
毒劇物:―
メチルエチルケトンパーオキサイドの危険性
水にほとんど溶けない
ほとんどの有機溶剤に溶ける
40℃以上で分解が促進される
80~100℃で激しく発泡分解する
110℃を超えると白煙を生じる→分解ガスに異物が触れると爆発する
光の加熱で分解する
純品は衝撃、摩擦に鋭敏に反応し、爆発する
→可塑剤で希釈されている(50~60%)
引火すると激しく燃焼する
メチルエチルケトンパーオキサイドの消火予防
加熱、衝撃、摩擦又は振動を避ける
換気の良い、冷所で保管する
容器を密閉すると分解が促進されるので、通気性のある蓋を使用する
メチルエチルケトンパーオキサイドルの消火方法
散水、水噴射を行う
窒息消火は効果がない
Mt.フジ
本日はこのへんで、ごきげんよう!!
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